~新規薬剤スクリーニングや薬剤効果の評価のために~
弊社は癌、神経疾患、ミトコンドリア病に関連するSCO2(Synthesis of Cytochrome C Oxidase 2)遺伝子に注目し、弊社技術を用いて【SCO2遺伝子導入ショウジョウバエ及びその利用方法】として特許(特許第5614951号 登録日:2014年9月19日)を取得しております。
肥満、癌、老化、神経疾患等の予防または治療剤の初期スクリーニングや評価をSCO2遺伝子導入ショウジョウバエ他、様々な疾患モデルを用いて寿命の測定、運動能力試験などを実施可能です。
ショウジョウバエのメリット
- 100年以上におよぶ研究の歴史、遺伝学・発生学的知見の膨大な蓄積
- 世代期間が10日間と短く、統計処理に必要な多数の個体を同時に使用可能
- 遺伝子改変、解析が簡単
- ほぼ全ての遺伝子変異体系統が入手可能
- 倫理面での制約が無い
ショウジョウバエは 翅の生えたヒトと例えられるモデル生物
▶▶▶ ヒトに有用な研究が可能 |
受託試験項目
遺伝子導入ショウジョウバエ(疾患モデル昆虫)の作製
マイクロインジェクションの技術を用いて微量DNAをショウジョウバエ受精卵に注入し、疾患モデル昆虫をオーダーメイドで作製します。
作製したショウジョウバエの保管維持
薬剤効果の評価またはスクリーニング
野生型または疾患モデルショウジョウバエに試料ライブラリー(化合物、天然物、食品)を摂食させて評価します。
- 寿命測定(生存測定)
- 運動能力測定
- 学習能力評価
- その他各種試験