顕微鏡検査
実体顕微鏡や生物顕微鏡によって異物の正体に迫ります。
磁性の有無や酸滴加など、簡易な定性試験を含みます。
実体顕微鏡 | 食品で発見された毛髪 |
カタラーゼ検査
生物(生体)由来物の場合にはカタラーゼ酵素の失活によって加熱の有無を推定することが出来ます。
カタラーゼによって過酸化水素が分解され、発泡が見られます。
FT-IR分析
高分解能をもつFT-IR(フーリエ変換赤外分光光度計)によって合成樹脂などの種類を同定します。
FT-IRのクロマトグラフ
蛍光X線分析
蛍光X線分析法によって異物の元素組成を知り、正体に迫ります。おもに金属異物の鑑定に使用します。
蛍光X線のチャート
DNA解析
DNAマーカーを利用した生物同定サービスです。
異物混入した虫体や毛根のついた毛からDNAを抽出し、ターゲットのDNA領域を増幅してダイレクトシーケンスします。
得られた塩基配列をデータベースによって検索し生物名を決定します。
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微生物
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その他
GCFID分析
油脂の成分確認などのご依頼に対応します。
GCMS分析
異臭原因や食品中のアミノ酸、有機酸などの成分比較に対応します。
LCMS分析
食品中の成分比較や混入成分の同定に対応します。