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日 時 |
2026/01/24 12:00 ~ 2026/01/25 17:00 |
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場 所 |
順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス 第3教育棟 |
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住 所 |
東京都東京都文京区本郷2-1-1 |
本発表では、弊社が取り組んでおります [ 食品由来成分の未知の毒性を検定する手法の確立 ] に関する最新の知見をご報告させていただきます。
ショウジョウバエによるプベルル酸の毒性検定試験
近年、平均寿命の延伸に伴い健康食品やサンプリメントを摂取する人が増えています。そんな中、2024年3月、紅麹由来の食品サプリメント摂取により腎機能障害を伴う重篤な健康被害が発生し、大きな問題となりました。この健康被害の要因の一つとして注目されているのは、培養過程で増殖したペニシリウム属の真菌によって産生されたプベルル酸(PA)というトロポノイド化合物です。PAの作用としてはヒト胎児線維芽細胞様細胞株MRC-5に対する弱い細胞毒性が報告されていますが、生体レベルでの毒性の検証研究は十分に行われていません。当社は、これまでキイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)を用いて食品由来成分の健康寿命延伸効果等の受託検定試験を行ってきました。本研究は食品由来成分の未知の毒性を検定する手法の確立を目的として実施いたしました。
ご来場の際は、ぜひお立ち寄りいただけますと幸いです。
※発表日時は決定次第、追記させていただきます。
